製品の特徴
前作の鎬White-50が長尺でのパフォーマンスに優れたシャフトなのに対し、今作の鎬Black-50は「短めのレングスでの性能に特化した、叩きにいける50g台シャフト」です。
アマチュアゴルファーの中にはスイングとの相性で長尺クラブがどうしても合わない人が一定数いること、短尺ドライバーを使用するUS PGAツアーの選手が増えてきたことがきっかけで、短尺クラブのメリットが再注目されはじめていること、R&Aが新ルールとしてドライバーの長さを46インチ以下に規制する可能性があるなどの理由から、次の五年を見据えてこのシャフトを開発いたしました。
ここ数年の間にゴルフ界ではプロ・アマ問わずシャフトの軽量化が進み、50g台のシャフトはもはや軽量シャフトと呼ばれる存在ではなくなってきています。「次世代のスタンダードとなるべく生まれたシャフト」それが鎬Black-50です。
テクノロジー
- 高弾性シートの全長使用
- 50g台のシャフトにありがちなたよりなさを、全長の高弾性シート使用と手元部から先端部にかけてのスムーズなしなり挙動により解消しています。
- マルチフレキシビリティテクノロジー
前作の鎬White-50で採用していた、シャフト先端・中間(キックポイント)・手元部においてそれぞれ最適なしなり挙動を実現するための、マルチフレキシビリティテクノロジーを今作の鎬Black-50でも採用しています。シャフト先端部のボロン材、中間部の低弾性材はそのままに、短めのレングスに対応するため、手元部に5軸組布、先端部に高剛性カーボン材などを新たに採用しています。
先端部のボロン材と高剛性カーボン材で、ヘッドの暴れを抑えることとマイルドな打感の実現に加え、叩きにいった際の当たり負けを抑えています。さらに中間部(キックポイント)の低弾性材で、今までに無いしなり・しなり戻りの速さを実現することによりヘッドスピードをアップ、手元部を4軸組布から5軸組布にすることで、手元のしっかり感とエネルギーロスをより抑えることで飛距離アップを実現しています。
フレックス | 重量 (g) |
チップ径 (mm) |
バット径 (mm) |
長さ (mm) |
トルク (度) |
キック ポイント |
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S | 55 | 8.50 | 15.2 | 1169 | 5.1 | 中調子 |
S+ | 57 | 8.50 | 15.2 | 1169 | 5.1 | 中調子 |
SX | 58 | 8.50 | 15.2 | 1169 | 5.0 | 中調子 |
X | 60 | 8.50 | 15.3 | 1169 | 5.0 | 中調子 |