鎬ブランド設計コンセプト
リシャフト用として市場に出回っているシャフトのほとんどは、男子トーナメントプロなどからのフィードバックを元に設計・開発されているため、プロや学生ゴルファーなど一部のヘッドスピードの速い上級ゴルファーにフィットしやすいようになっています。
これらシャフトにも最近では軽量品や柔らかいフレックスのラインナップもありますが、元々のベース設計がアマチュアゴルファーを意識したものではないため、必ずしもアマチュアゴルファーにフィットしているとは言えない現状があります。
商品開発をする際に着目したのは、プロゴルファーとアマチュアゴルファーのスウィング中のシャフトの使い方の違いです。鎬シャフト独自のテクノロジーにより、アマチュアゴルファーがスウィングを変えることなく、プロゴルファーのように効率的なシャフトの使い方が可能となっています。
製品の特長
飛距離の源でもあるが、ヘッドが暴れる原因にもなる「シャフトのしなり」。鎬Athlete T-60がシャフトの余分なしなりを抑えたモデルであるのに対し、しなりを最大限に活かしたモデルが今作の鎬Athlete S-60です。
高弾性50tシートの全長使用と手元から中間部にかけての積層構造を最適化することにより、しなり量の多いシャフトに起こりがちな振り遅れを抑制。先端部は鎬Athlete T-60の高剛性設計を踏襲することにより、ヘッド挙動の安定化、分厚いインパクトと圧倒的な低スピン性能を実現しています。
シャフト自身が大きなタメを作り、オートマチックにしなり戻るタイミングの取りやすいシャフトに仕上げています。
競技ゴルフなどの、「よりプレッシャーがかかる場面でも易しく飛ばせる、飛距離と方向性を高次元で両立したシャフト」それが鎬Athlete S-60です。
ブランド名の由来
鎬とは刀と峰の間に刀身を貫いて走る稜線のことです。また、「鎬を削る」という言葉がありますが、鎬が削れ落ちるほど激しく切り合う様が由来です。ブランド名には「刀のように切れ味鋭いシャフト」という意味が込められ、デザインにも刀の波紋をイメージした模様やShinogiロゴが刀で切り落とされた状態をイメージしているなど存分に和のテイストを取り入れています。 製造・設計からデザインコンセプトまで、全てにおいてmade in Japanにこだわったシャフトそれが「鎬」です。
フレックス | 重量 (g) |
チップ径 (mm) |
バット径 (mm) |
長さ (mm) |
トルク (度) |
キック ポイント |
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T-2 | 60 | 8.50 | 15.2 | 1169 | 4.2 | 中調子 |
T-1 | 62 | 8.50 | 15.2 | 1169 | 4.2 | 中調子 |